ぴったり靴No.1のスニーカー
幅広い年齢層でスニーカーを履く方が多くなりました。
とってもいいことですね。
私が一押しのスニーカー「オニツカタイガーのセラーノ」
なぜ一押しなのか、書いてみます。
セラーノの特徴
- 靴底が細いのでより足にフィット
- 紐で結ぶ位置が深いので、より骨格を支えます
- 足指をしっかり曲げて歩けます
①靴底が細い
下の写真の黄色線の部分を比べてみてくださいね。サイズはすべて同じ「25.0cm」のスニーカーです。
左がN社、真ん中が一押しセラーノ、右がC社のものです。
真ん中のスニーカーは黒いソール(本底)がキュッとくびれていますよね。とっても細いんです。
細いということは、足に沿った形で靴紐を絞められます。
靴紐で、沿った形で締めたい部分というのは……足の骨で言えば、赤丸のポイントです。
ここがカチッとしまってロックされると、体重を受け止めることができます。
家の土台がしっかりするのと同じなんですね。
さらに、ヒールロックの結び方をすると良いですよ!(この記事の最後にご紹介します)
②紐を締める位置が深い
足首の近くまで紐で締められると、かかとがより安定します。
③ソールが低反発素材で出来ていて軽く、足の指を使う歩行を妨げない
履いている人の足に沿った形にフィットします。
指が曲がりやすいんです。
ソールが薄いから、かかとを上げた時に親指が曲がり、親指の付け根で、しっかりと地面を蹴るような歩き方ができます。
かかとを上げると、ふくらはぎを使った歩き方ができます。
ふくらはぎを使うと中を走っている動脈、静脈、リンパの流れを筋肉が押し上げてくれます。この歩行がとっても大事なんです。
ぴったりした靴を履くと、歩くだけで自分の足の筋肉がリンパマッサージをしてくれるのです。
「ぴったり靴」では、サンプルシューズを各サイズ揃えていて、いらした方々に試着していただいています。
みなさん、
「足に吸い付くよう」
「ぴったりフィットしてきもちがいい」
「自然と足の傾きが矯正される!」
こんなふうに、驚かれています。
ちなみに、このスニーカーは街歩き用です。
スポーツには適していませんが、ウォーキングには最適です✨
ただ……サイズと履き方も、気にしてくださいね
「スニーカーはゆるゆるに履くもの!」
そう思ってる方、多いです。
でも……ゆるゆるでは足と一体化しないから、体を支えてくれる足をサポートできません。
さらに注意してほしいポイントがあります。
スニーカーは他の靴と異なり捨て寸がないので「ご自分の実際の足サイズ+0.5cm~1cm」をオススメします。
あなたの足サイズが 23.5cm だったら、24.0cm〜24.5cm のスニーカーを……という塩梅です。
左右で足のサイズが違うこともありますから、よいところを見つけてください。
適正サイズが分からないときは
インソールの取れるものは取り外し、インソールの上にかかとを合わせて足を置いてみてくださいね。
このとき、ご自身の足よりインソールが1cm以上大きいものは(足長に応じて、足幅も大きくなりますから)どんなにヒールロックしても、横にずれるので止めましょう。
ゆったりざっくりと履くのが流行っているようですが……たとえば、プリンの上に箸を置いて揺らしたら倒れてしまいますよね。
足も一緒で、靴がゆるいと体を支えられません。
足と一体化するくらいピタッとくるものを選んでくださいね。
履き方は、座ってトントンと軽くかかとで地面を叩いて、自分のかかとと、スニーカーのかかとを合わせます。
そして、そのままの角度で(足の裏を地面に付けずに!)紐をヒールロックで結びます。
ここでしっかり結ばないと、足が前滑りしてしまいますから、足指の爪が当たったり、小指が当たったりして痛くなります。
効果が半減するばかりでなく、痛いのは困りますよね。
また、これほど締めるの?というくらいしっかりしめます。その加減もポイントです。
ぜひ、試してみてください。
ヒールロックの結び方はこちら
浦安在住のフットカウンセラー。
自分自身が長い間足の痛みと合わない靴に悩んできました。やっとその原因と改善法にたどり着き、今ではパンプスも履けるようになりました。
そのたくさんの学びと経験から、足そのものを調整していくこと+足に合う靴選び・足に合わせた靴の調整+正しい歩き方で、靴と足のお悩みを根本的に解決するオリジナルコースを提供しています。