レインシューズを選ぶ時のポイント
梅雨の中休み。
朝から晴れ渡った青空を見るのは気持ちいいです。
我が家の塀から飛び出したアガパンサスが朝日を浴びて一層美しく咲いています。
もう少し続く梅雨対策として、レインシューズのことについて綴ります。
レインシューズの特徴
レインシューズは、ファスナーや紐を使っていない、足をスポッと入れるタイプのものが多くあります。
ファスナーや紐のところから水がしみやすいので、その方が防水効果が高いからです。
足をスポッと入れるタイプのものは、どうしても大きくないと足が入りません。
その為、靴の中で足が動いてしまいます。
レインシューズを履いて疲れるのは足が不安定だからです。
レインシューズを選ぶポイント
最近の日本の雨の降り方はとても激しく、豪雨のようなときもありますね。
1足持っていると安心です。
そこで、レインシューズを選ぶポイントをまとめてみました。
レインシューズの最大のポイントは、足の甲がぴったりと合って、足が前にずれないものを選ぶことです。
その為、大きめサイズはお勧めしていません。
サイズ選び
ご自身の足のサイズを測ってから購入しましょう
『大は小を兼ねる』という考えは靴選びの時には当てはまりません。
大きな靴は足を不安定にさせてしまいます。
サイズを測って出来るだけ近いものを選びましょう。
つま先に1cmほどの余裕があるものがお勧めです。
0.5cmきざみのサイズのあるもの
最近、靴のサイズでS・M・L・LLのものを多く見かけます。
そのサイズ展開だと、靴は1cm違いの展開です。
例えば、23.5cmの方ですと、Mサイズ(23cm)とLサイズ(24cm)どちらにするか迷ってしまいますね。
すると、大きい方を選びがちです。
0.5cmきざみの細かいサイズ展開のものを選びましょう。
レインシューズはフィット感が大事。
0.5cmきざみの方がフィット感を得られやすいです。
横幅の広いものは避ける(EEEなど)
レインシューズは横幅を記載していないものが大半です。
記載がなくても、ほとんどのレインシューズが横幅が大きくできています。
中でも、『幅が広いので痛くなりませんよ』という意味が含まれているためか、『EEEサイズ、EEEEサイズ』と書いてあるものもあります。
こちらのサイトで重ねてお伝えしていますが、幅の広いものはやめましょう。
靴の中で足が滑り、足先が靴のつま先にあたって痛くなります。
形
ファスナーがあるもの
ファスナーがあることで足が入りやすくなります。
足を入れる時のゆとり分を加算していないので、大きすぎることがありません。
レースアップタイプのもの
レースアップ(ひもで縛るもの)のものは数少ないのですが、紐で調節できます。
足にフィットしやすいです。
ファスナーとレースアップが両方あるもの
紐で調節した後、ファスナーの開閉で脱ぎ履き出来るので、便利です。
また、足にフィットさせやすいです。
ただし、もともとの木型が大きいものがあります。
大きすぎては紐で調節できる範囲が限られますので、細めのものを選びましょう。
サイドゴムが縦に入っているもの
サイドゴムがしっかりして硬いものは足を入れる時に大変ですが、その分、歩く時に足を支えてくれます。
簡単に入るものよりも歩きやすいです。
こちらもサイズがぴったりしたものを選びましょう。
甲の部分が出来るだけ低いもの
『日本人は幅広、甲高』と思いがちですが、決してそうではありません。
現在は甲の低い方がとても多いのが現状です。
ブーツは甲の部分で止まっていることが必須です。
甲の低いものを選びましょう。
それでも靴の中で足が動いてしまう場合
●厚みのあるインソールを入れる
●靴下で調節する
雨の日ほど、足が滑りやすく、足元が安定しません。
おケガにつながりますので、しっかりと足に合うものを選びたいものです。
レインシューズの寿命は意外と長いです。
多少金額をかけてもしっかりとしたものを選びましょう。
継続コースでは、雨の日対策のアドバイスもしております。
その方に合ったレインシューズのご案内もしております。
浦安在住のフットカウンセラー。
自分自身が長い間足の痛みと合わない靴に悩んできました。やっとその原因と改善法にたどり着き、今ではパンプスも履けるようになりました。
そのたくさんの学びと経験から、足そのものを調整していくこと+足に合う靴選び・足に合わせた靴の調整+正しい歩き方で、靴と足のお悩みを根本的に解決するオリジナルコースを提供しています。