足元を整える室内履き totonouシューズ誕生までの話

こちらでもちらっとお話したように、あるとき思い立って佐藤初女さんに会いに行ったことがあります。

そこに至るまでのひとつひとつの選択の時に、これまでとは違う思い切った選択をしたことによって奇跡が起きたわけですが、それまでの私は違っていました。

お金を使うには、一つ一つ言い訳が必要だったのです。

「これは子どものためにもなるから」
「これは家族のために必要だから」
「これは仕事で必要だから」…

そんな風に、いつもいつも「決して自分のためではない」という言い訳を探して、自分を納得させてお金を使っていたのです。

洋服もパンプスもバックも。本当に久々に行くランチさえも。

でも、本当は新しいものを、好きなものを、うれしくなるものを自分が欲しかったんですよね。

この旅の時は、そういう言い訳は全くなしに、自分の思いだけで突き進んだのです。

すると、ドンドン自分の願いが叶って、満たされていきました。不思議です。

この時から、本当に好きな事、望むことにを素直に認めようと思い、自分の心が望むことは何?としっかり自分に問いかけるようになりました。

もちろんすぐに出来るようになったわけではないけれど、少しずつ、少しずつ、自分の欲しい未来を手に入れるために、口に出して、行動するようになりました。

誰もが止めたオリジナルルームシューズづくり

そんな私がみなさんの足の悩みを聞いていくうちに、ルームシューズがその悩みを解決できる!ということに確信を得ました。

そこから、オリジナルのルームシューズを作りたい! という望みが私の中に芽生えました。

ですが、ルームシューズ制作は誰に聞いても、「やめた方がいい」と言われるものだったのです。

「個人が扱える代物じゃない」
「大手が作るまで待っていればいい」
「誰もやっていないことに手を出すのは危険」

もちろん、アドバイスくださる方は私のために言ってくださっているわけですが、私の望みをかなえることに反対の意見ばかりでした。

靴というのは本当に難しい世界です。

1回に注文する足数も一般的には1000足。

ミリ単位の誤差もあり、手によって多少のサイズ違いが生まれます。

実際、何社かにお電話したところ、全く取り合っていただけませんでした。

ルームシューズは絶対に必要!と決意を新たに。

それでも、自分を含め、同じように足が痛くて歩くことがつらい人や、つらいことにすら気付いていない人に、どうしてもお届けしたかったのです。

こんなにもラクになるものなのだから、絶対届けるべきだ。

そんな思いを熱く熱く語っているうちに、次第に精神面では応援してくれる人も出てきました。

「あなたならできる」
「出来上がったら欲しい」
「次のシューズはいつできますか?」

そんなうれしいお言葉をお客様からもいただくようになりました。

オリジナルシューズを作りたい!と思い立ってから2年が過ぎたころ、おうち時間を余儀なくされる事態(コロナ)が起きました。

外に出られない。
歩く時間が減る
脚力が落ちる

健康への不安が少しずつ募ります。

世の中が少し落ち着いたころ、やはり、この時代こそ、ルームシューズが必要だともう一度思い立ち、再び制作を依頼してみようと大きな会社から小さな会社まで電話をかけました。

が、またしてもことごとく断られてしまいました。

「個人がすることではないので、私のところで作りますから。それまで待っていてください」なんて鼻で笑われたこともありました。

ところが、一社だけお話を聞いてくださる会社があったのです。

「ここもきっと同じ対応だろうな…」とあきらめ半分で問い合わせたのにもかかわらず、するするとお話が進んだのです。

「コロナで業界自体が落ち込んでいる今、豊後さんの思いに応えたい」と担当者の方が言ってくださったのです。

さらに本来ならば、ロットは1000足。私一人の資金では到底無理なところ、ロットを少なくしてくださったのです。

さらにさらに、商品完成まで試作品を8回作っていただいた上に、完成してからもミリ単位のダメ出しをさせてもらいました。

「私が担当した中で、一番難しくて、神経を使った靴でした」とおっしゃっていたぐらい、私のこだわりにとことん付き合ってくださいました。

その会社のその担当の方がいなかったら、実現しなかったと思います。本当に感謝しかありません。

こうして出来上がったシューズでしたが、正直、怖かったんです。

商品が出来たとしても、シューズが受け入れられるかどうか。
求められるかどうか。

そんな時、こんな言葉が目の前に出てきました。
『怖いはGO』

決断して、前に進んだから生まれたtotonouシューズは我が子のような存在

私の恐れをよそに、すでに50名を超えた皆さまに使っていただいていて、喜んでいただけています。

それが今コースで使用しているtotonouシューズです。

このtotonouシューズを履くことにプラスして、「私独自でおすすめしている歩き方」をお伝えすることで、足のむくみや冷えの改善につながります。

「からだを支えるときに必要な足裏の筋力を作る」という大切なことが、履いて歩くだけで叶うtotonouシューズ。

柔道整復師である夫に質問攻めにして、制作まで協力してもらい、骨格と筋肉双方からの理論でアプローチできるように作りました。

私の自信作です。

実はまだ在庫はしっかりあります。

でもね。不思議でしょ。
それを見ていると幸せなんです。

まるで我が子といるみたいな感覚です。

あの時、決断して、前に進んで本当に良かったです。

私の今の願いは、この我が子同然のシューズを多くの方にお届けして、足やからだの不調から解放してあげること。

カメの歩みでも進んでいきますね。

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